矯正歯科、歯列矯正ならアルデブランデンタルクリニック神戸三宮院

BLOG
矯正歯科ブログ
ホワイトニングは歯に良くないって本当?リスクや注意点をご紹介

こんにちは。
アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院の院長 釜口です。

 

ホワイトニングは、白く健康的な美しい歯を手に入れるための方法として人気・知名度ともに高い施術です。最近では、美容サロンやスポーツジムでもホワイトニングが受けられる施設も増えてきました。

 

しかし、インターネットやSNSで調べてみると「ホワイトニングはしない方がいい」「歯にとって良くない」「ホワイトニングをして後悔した」といったネガティブな意見を目にする事で不安になっている方もいるのではないでしょうか。

 

今回の記事では、ホワイトニングに対してネガティブな意見がある理由や、ホワイトニングを控えた方が良いケース、そしてホワイトニングのリスクまで解説させて頂きます。
ホワイトニングを検討しているが、ネットのネガティブな言葉が気になる人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

 

ホワイトニングは歯に良くないって本当?リスクや注意点をご紹介

 

ホワイトニングは歯に悪いは本当?

歯医者さんで可能な歯を白くする方法としては、ホワイトニングの他にセラミックやジルコニアなどの被せ物を装着する方法があります。
こちらの方法は、半永久的な歯の白さを手に入れる事ができますが、歯を削る必要があるため、歯に良い悪いで回答すると、歯に悪いと言えなくもないです。

 

しかし、ホワイトニングは歯を削る必要はなく、専用の薬剤を使用して歯の本来持つ白さを取り戻す施術になります。
そのため、ホワイトニングによって歯が痛んだり、歯がもろくなったりすることはありません

 

ネガティブな意見が出る理由は?

ホワイトニングをしない方が良い、ホワイトニングが歯に良くないと思われている理由としては、薬剤の成分一時的な症状に関係していると考えられます。

 

歯医者さんで取り扱いが可能なホワイトニング剤の主成分である過酸化水素(オキシドール)は、高い濃度で肌に触れると炎症の原因となります。
ホワイトニングの薬剤には、このような成分が含まれているため、「ホワイトニングをすると歯が痛む」といったネガティブなイメージが広まったと考えられます。

 

過酸化水素を用いたホワイトニングは歯科医師・歯科衛生士など医療機関でしか扱えず、正しい知識のもと、用法用量を守って使用されるため、歯を痛める心配はありません

 

歯が白くなるメカニズムを知ろう

過酸化水素によるホワイトニングは、歯の汚れや着色を漂白する効果と、歯の表面のエナメル質をザラザラにする効果があります。
この作用により、透明に近い歯のエナメル質がすりガラスのように白くなり、歯の内側(象牙質)の黄色みがかった色味が見えることを防ぎます。

 

この歯の表面を「ザラザラにする」という表現が、「歯の表面に傷をつける」というイメージに繋がり、「歯を痛める」といった考えに行き着くのではないかと思われます。

 

歯の表面がザラザラに感じますが、これが原因で虫歯など歯のトラブルに繋がる事はほとんどないでしょう。
歯の表面が傷つきやすい状態になったとしても、きちんと歯磨きをしていれば虫歯や歯周病などに直結することはありません

 

ホワイトニングの注意点

ホワイトニングは安全な施術ではありますが、ホワイトニング後に冷たいものや熱いものがしみやすくなったり、歯肉が痛くなったりすることは実際にあります。

 

知覚過敏はホワイトニング剤が歯の内部に直接影響を与えやすくなることが原因で起きますが、ほとんどの場合が数時間~数日で症状が緩和されます。
稀にホワイトニングの薬剤が歯肉に触れて痛みを感じることもありますが、こちらも数日で自然に回復します。

 

ホワイトニングをお勧めしない方
無カタラーゼ症の方

無カタラーゼ症の方はホワイトニングの施術は絶対に行わないようにしましょう。
無カタラーゼ症というのは、 過酸化水素を分解するための酵素が無い病気です。無カタラーゼ症の人がホワイトニング剤を使用すると、口腔内が腫れたり、口腔壊死を起こす危険性があります。

 

妊娠中や授乳中の方

妊娠中や授乳中の方は、ホワイトニングの薬剤が赤ちゃんに悪い影響を与える可能性があるため、ホワイトニングは行わないようにしましょう。
ホワイトニングの薬剤によって胎児や乳児に影響が出たという事例や文献があるわけではありませんが、可能性がある以上、リスクは回避すべきです。ホワイトニングは出産後・授乳が終わってから検討しましょう。

 

人工歯が多い方

人工的な被せ物や詰め物にはホワイトニングの効果がありません
自然歯をホワイトニングすることで人工歯と歯の色味が異なってしまい、全体的なバランスが崩れてしまうので、人工歯が多い方は不向きな施術といえます。

 

ホワイトニングは歯科医院へ

ホワイトニングは歯を削らずに白く健康的な歯が手に入るので、費用面を重視し、安価なホワイトニングサロンや美容サロンで施術を行う方も多いですが、やはり餅は餅屋、歯のお悩みなら歯医者さんで改善する事をお勧めします。

 

お手軽な施術だと考え、ホワイトニングを実施すると、歯のトラブルに直結するケースもあり、当院にもホワイトニングによるトラブル相談の患者さまがいらっしゃいます。

 

歯科医院でのホワイトニングは、必ず歯科医師又は歯科衛生士がお口の中をチェックし、お口の状態を管理しながら行います。
歯科医師はホワイトニング剤による歯への影響のみならず、身体への影響や禁忌についての知識も持っています。

 

患者さんごとにホワイトニングが可能か、有効かなどを診断することができます。
また、万が一歯がしみた場合の対応や、ホワイトニング前の口腔内のケアも可能です。歯を安全に白くしたいとお考えの方は、歯医者さんでのホワイトニングをご検討下さい。

 

まとめ

ホワイトニングは手軽に歯を白くできるからといって、安易に手を出すのは歯のトラブルを招いてしまう危険性があります。

 

市販のものやサロンと違い、歯を白くする効果が認められている「過酸化水素」を使ったホワイトニングを行えるのは、専門家がいる歯医者さんに限られます。
歯医者さんでは歯を白くするという目的だけでなく、ホワイトニングを実施した場合のリスクも含めて対処が可能です。

 

当院でも細心の注意をはらい、歯全体の状態や症状を加味してホワイトニングを実施しています。
ホワイトニングをご検討されている方は、まずは相談にご来院ください。

 

 
 

神戸三宮でホワイトニングをお探しなら
アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院
歯科医師 釜口尚弘

 
 
 

アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院 歯科医師 釜口尚弘
この記事を書いた歯科医師
アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院
歯科医師 釜口尚弘
 
矯正無料カウンセリングの詳細情報はこちら
お問い合わせ・無料相談のご予約
tel
078-393-4618

電話受付
平日 10:30~13:00 / 14:30~19:30
土曜 10:30~17:30
日曜 11:00~16:00

time
診療時間

平日 10:30~13:00 / 14:30~19:30
土曜 10:30~17:30
休診日 木曜・日曜(月1日診療あり)・祝日

web
24時間WEB予約
24時間受付のWEB予約

アルデブランデンタルクリニック神戸三宮の設備紹介

矯正歯科・歯列矯正に関するよくある質問

矯正歯科ステーション

アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院関連リンク