歯医者さんがお勧めする口腔ケアグッズ紹介【デンタルフロス編】

こんにちは。
アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院の院長釜口です。

歯の健康を維持し、ご年齢を重ねても美味しく健康的に食事を摂るために、毎日の口腔ケアはとても大切になります。
毎日の効果的なブラッシング（口腔ケア）と、定期的な歯科医院での歯科検診で健康な口腔内を維持する事ができます。

日々の口腔ケアを効果的なものにするために、ご自身に適した口腔ケアグッズを使用することはとても重要になってきます。
歯ブラシや歯磨き粉といった定番グッズに加え、歯間ブラシやフロス、洗口液を取り入れてより効果的な口腔ケアを目指しましょう。

この記事では、歯医者さんがお勧めできる口腔ケアグッズを数回に分けてご紹介させて頂きます。
患者さまに口腔ケアグッズに関するご質問をいただいた際に、ご案内する商品になります。

歯医者さんがお勧めする口腔ケアグッズの第一回目は「デンタルフロス」についてご紹介させて頂きます。

デンタルフロスは、歯ブラシでは取れない歯と歯の間の汚れを取るための糸状の口腔ケアグッズです。
細い糸で出来ているので細かな隙間にも入れられやすい特徴があります。

ロールタイプ（糸巻タイプ）とホルダータイプのものがあり、今回ご紹介するロールタイプは、1回に使用する分だけフロスをお好みの長さに切って使用するタイプです。
使い方は少しコツがいりますが、持ち運びが容易で、コストパフォーマンスが良いタイプです。

糸にワックス加工がされている物とそうでない物があり、ワックス加工されていると歯間への糸の通りが良く、加工されていない物は糸の繊維が拡がって汚れを絡めやすいという特徴があります。

歯周病予防に欠かせないのは、歯ぐきの中1～2mmに付着した歯肉のプラークを落とす「歯ぐきケア」。
フロアフロスは384本の繊維がフワッと広がり、歯ぐきを傷つけることなく、歯周病予防に重要な歯ぐきの中のプラークを除去します。

フロアフロスは柔らかいため、歯ぐきを傷つけることなく、歯周ポケットの中の汚れを取り除けることも大きな特徴です。

45ｍ・250ｍと二種類のサイズが展開されているので、お試しで使ってみたい方は45ｍ、しっかり使用したい方は250ｍを選択するのが良いでしょう。
250ｍは詰め替えも用意されているのでとてもエコに貢献しています。

ワックスつきなのに、繊維がやわらかいので、歯肉を傷つけずに歯と歯の接した面や歯肉付近のプラークを取り除くことができます。
繊維の国イタリア/ミラノ産のデンタルフロスです。

フロススレッダー、フィラメント、フロスの3つの役割を1本にまとめた、画期的なデンタルフロスです。
フィラメント部分は特殊処理されたナイロン繊維でスプリング状に作られており、フィラメントを引っ張ると歯間へ自由自在に挿入することができ、効率よくプラークや食べかすを除去します。

また、伸縮性があり引っ張れば歯間へ自由自在に挿入できます。
どなたにもお使いいただけやすいフロスで、3役を1本にまとめた3in1レギュラータイプの100本入りです。

フロスの厚みが箇所によって異なるので、歯の隙間がバラバラの方や、矯正治療中の方など、デンタルフロスでの清掃難易度が高い方でも、ストレスなく使いやすいです。

デンタルフロスには今回ご紹介したロール（糸巻）タイプと、持ち手がついたホルダータイプがあります。
今回はコストパフォーマンスに優れたロールタイプをご紹介させて頂きました。

デンタルフロスは上手に普段の口腔ケアに取り入れる事で、虫歯・歯周病の予防、矯正治療中の難易度が上がってしまうブラッシングの補助に最適です。
デンタルフロスは1日に1回、普段のブラッシングにプラスして実施してみましょう。

デンタルフロスの使用方法が分からない、効果的に使用できているか不安だという方はお気軽にご相談ください。
患者さまの歯並びにあわせた、適切な使用方法を、歯科医師及び歯科衛生士がお伝えさせて頂きます。

また、口腔ケアグッズを使用した効果的な普段のブラッシングに加え、歯の健康を維持するためには、定期的な歯科検診の受診が大切です。
暫く歯科医院を受診していない方は、口腔ケアグッズの導入に加え、歯科医院の受診も検討してみてはいかがでしょうか？

患者さまに最適な口腔ケアグッズも、歯科検診の一環としてご提案させて頂きます。
歯の健康を長く維持するために当院では歯のプロフェッショナルがサポートさせて頂きます。

アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院
歯科医師　釜口尚弘