こんにちは。
アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院の院長 釜口です。
インビザラインを検討していると、「レッドダイヤモンドプロバイダー」や「ダイヤモンドプロバイダー」などの称号を掲げている歯科医院を見かけることがあります。
なんとなく「すごい先生なのかな?」と思ってしまいがちですが、実はこの称号、単純にインビザラインの症例数の多さを示しているだけなんです。
では、「〇〇ドクターがいるから安心!」と考えるのは正しいのか?本当に自分に合った歯科医院の選び方とは?今回の記事では、インビザライン称号の実態と、患者様として気をつけるべきポイントをお伝えします。
アライン・テクノロジー社(インビザラインのメーカー)は、年間の症例数に応じて歯科医院にランク付けをしています。
例えば、
レッドダイヤモンド(Red Diamond Provider)
年間1,000症例以上
ダイヤモンド(Diamond Provider)
年間150症例以上
プラチナ(Platinum Provider)
年間50症例以上
ゴールド(Gold Provider)
年間25症例以上
このように、ランクは「どれだけの症例をこなしたか」だけで決まります。
患者様に認識して頂きたいのは、インビザラインの称号は症例数によって付与されるもので、技術や知識で与えられるものではないという事です。
ここで気をつけたいのが、「〇〇ドクターがすごい!」と思っても、実際にそのドクターが全症例を担当しているわけではない、という点です。
実際の運用はこんな感じです。
レッドダイヤモンドレベルの医院では、1人の歯科医師(矯正医)がすべての治療を担当するのは物理的に不可能です。院長や看板ドクターが監修し、実際の診療は別の歯科医師やスタッフが行っていることが多いのが実情です。
クリンチェック(治療計画のシミュレーション)も、歯科医師(矯正医)が細かく調整するのではなく、外部のプランニングチームやシステムが自動で行うこともあります。
1人の歯科医師(矯正医)が全症例を診ることもあるが、その場合、年間の症例数には限界があります。本当に丁寧にプランニングするなら、1人の歯科医師(矯正医)が年間数百症例をこなすのが限界です。
症例数が多すぎると、個別のカスタマイズが薄くなり、マニュアル的な治療計画になるリスクがあります。つまり、「レッドダイヤモンドの称号がある=そのドクターが直接診てくれる」というわけではないのです。
インビザラインの成功は、「どれだけ患者一人ひとりに合った治療計画が立てられるか」にかかっています。称号に惑わされず、以下の点をしっかり確認しましょう。
「〇〇ドクターが有名」と書いてあっても、担当するのは別の歯科医師かもしれません。カウンセリング時に確認をしましょう。
量産型のプランではなく、細かくカスタマイズされているかチェック。質問したときに納得のいく説明ができるかどうかがポイント。
インビザラインは治療後のリテーナー(保定装置)が重要。症例数が多い医院では、アフターケアが手薄になることも。
称号はあくまで数の指標。
実際の治療結果や患者様の口コミを確認するのが大切です。
称号に惑わされず、質の高い矯正治療を受けましょう!
インビザラインの「レッドダイヤモンド」などの称号は、あくまで「このクリニックはたくさんの症例を扱っていますよ」という目安です。「このドクターが全部診てくれる!」という保証にはなりません。
本当に納得できる治療を受けるためには、
◎誰が診療を担当するのか
◎治療計画が個別にカスタマイズされるか
◎アフターケアがしっかりしているか
を見極めることが大切です。
症例数だけで選ばず、自分に合った矯正治療を提案してくれる歯科医院を選びましょう!
まずは、無料カウンセリングでご相談いただけます。
「どんな矯正ができる?」「費用はどれくらい?」など、不安なことを解決しましょう!
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歯科医師 釜口尚弘