歯医者さんがお勧めする口腔ケアグッズ紹介【マウスウォッシュ編】

こんにちは。
アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院の院長釜口です。

歯医者さんがお勧めする口腔ケアグッズの第五回目は「マウスウォッシュ（洗口液）」についてご紹介させて頂きます。
日々の口腔ケアで、誰でも簡単に始めやすいのがマウスウォッシュになります。

マウスウォッシュ（洗口液）はスーパーやドラッグストア、コンビニなどでも様々な種類の商品がメーカーより販売されており、自分にあった商品を選ぶのが難しいと思います。

この記事では、歯医者さんがお勧めする口腔ケアグッズを数回に分けてご紹介させて頂きます。
今回は歯医者さんがお勧めする「マウスウォッシュ（洗口液）」について紹介させて頂きます。

マウスウォッシュは、日々の口腔ケアに欠かせないアイテムの一つとして広く使われています。
マウスウォッシュには、主に以下のような効果が期待できます。

マウスウォッシュは、口臭を一時的に抑える効果があります。
口臭の原因となる細菌を減らし、口腔内をリフレッシュすることで、長時間にわたって爽やかな口腔内を保つことができます。

フッ素配合のマウスウォッシュを使用すると、虫歯予防に効果的です。
フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の活動を抑える効果があります。

抗菌成分が含まれているマウスウォッシュは、歯茎の炎症を防ぎ、歯周病の予防にも役立ちます。
毎日のブラッシングでは届きにくい部分の細菌も除去できるため、口腔内全体の健康維持に効果的です。

虫歯の発生および進行の予防、歯肉炎の予防
歯槽膿漏の予防、口臭の防止など

ウエルテックが販売している「コンクールF」は薬用マウスウォッシュで、物販として販売している歯科医院も多いです。
SNSなどでも歯科医師や歯科衛生士がお勧めしている記事を見る事が多々あります。

市販のマウスウォッシュは刺激が強いものが多く、長く続けるのが難しいと断念する人も多いと聞きます。
コンクールFは刺激が少なく、後味スッキリのミント味なので強い刺激が苦手な人でも使いやすい特徴があります。

コンクールＦに含まれるグルコン酸クロルヘキシジン（殺菌剤）は、虫歯・歯周病・口臭の原因となる細菌の繁殖を最大12時間抑制します。
歯の表面・粘膜に殺菌成分が付着し、細菌の付着を防止します。

コンクールFは水で薄めて使用するタイプの洗口液です。原液使用の洗口液と比べて1回あたりのコストが安く、コストパフォーマンスに優れています。
1回あたりの使用単価が1.4～2.8円と経済的にも続けやすい特徴があります。

コンクールFは歯科医院で販売されているのをよく見ますが、スーパーやドラッグストアでも販売されているので、どこでも購入ができます。
最近ではAmazonや楽天といったネット通販でも手軽に購入ができます。

①コップに25～50mlの水を入れます。
②コップにコンクールFを5～10滴垂らします。
③お口の中に含み数回すすぎます。

すすいだ後もマウスウォッシュがお口に残らず、水でうがいをしなくても違和感や刺激が少ないのが使いやすい特徴です。

コンクールFは大人だけでなく、お子さまの口腔ケアとしてもご使用して頂けます。
普段うがいをするお水に数滴たらすだけなので、余計な手間なく使用して頂けます。

子供の歯は虫歯になりやすい傾向にあるので、普段の口腔ケアにコンクールFをプラスするだけで、虫歯予防の効果が期待できます。
強い味や刺激が少ないので、子供でも使用しやすいマウスウォッシュになります。

マウスウォッシュ（洗口液）は、日常の口腔ケアをサポートする便利なアイテムですが、正しい使い方や自分に合った製品を選ぶことが重要です。
歯磨きだけでは届かない部分のケアや、口臭予防、虫歯予防に効果的なマウスウォッシュを活用して、健康な口腔環境を保ちましょう。

しかし、マウスウォッシュはあくまでも口腔ケアの補助グッズになります。
大前提として正しくブラッシングが出来ており、食べ残しや歯垢（プラーク）をしっかり除去できている事が大切になります。

歯科医院では、患者さまに適した口腔ケアグッズをご案内するとともに、最適なブラッシング方法や磨けていない箇所の指摘（歯磨き指導）などを実施し、皆さまの日々のブラッシングを最適なものにする為、サポートさせて頂きます。

口腔ケアグッズの選び方や、歯の健康維持にご興味がある方、正しいブラッシングを身に付けて虫歯や歯周病から歯を守りたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。

アルデブランデンタルクリニック神戸三宮院
歯科医師　釜口尚弘