- 過蓋咬合・ディープバイト
過蓋咬合・ディープバイトとは？
噛み締めた時に下の前歯が見えなくなるほど深く噛み合っている状態の事を言います。
深く噛み合っているため、下の前歯で上の顎を傷つけてしまったり、食いしばりが強く顎関節に影響を与えることもあります。差し歯などの被せ物が割れやすいのもこのかみ合わせです。
原因について
- 遺伝によって上顎前歯や上顎が長い、または下顎が短すぎることによって、上下の咬み合わせバランスが崩れ、過蓋咬合となる場合があります。強い食いしばりや歯ぎしりによって奥歯がすり減り、奥歯の高さが低すぎることで前歯の咬み合わせが深くなる場合がございます。
治療法
- 過蓋咬合の主な治し方は、上下の前歯の圧下（歯茎方向に歯を動かす）と奥歯の挺出（歯の先端方向への移動）を行い改善を図ります。
症例紹介
- 過蓋咬合/ディープバイト(20代女性 治療期間1年11カ月)
- 咬み合わせた時に下の歯が前から見て見えない事や前歯のがたつきを治したいとの事でご来院されました。当院で精査した所、上の奥歯が下の奥歯に対して前方に位置しており、かつ上の前歯が内側に倒れこんでる状態でした。目立たない装置をご希望のためインビザラインにて治療を行いました。上の歯を2本抜歯しそのスペースを利用する事によって、前歯の傾きと深いかみ合わせを改善しました。
- 治療前
- 治療後
| 装置名 | インビザラインフル |
|---|---|
| 抜歯非抜歯 | 上顎第一小臼歯抜歯(2本) |
| 治療期間 | 1年11カ月 |
| 費用 | インビザラインフル77万円+TAX 抜歯 1万円+TAX 顎間ゴム 500円×数個 |
| リスク副作用 | 装置装着による違和感、歯の移動時の痛み、歯根吸収など。詳しくはこちらをご参照ください。 |
