医科との連携と治療の流れ
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療は医科と連携し治療を進めてまいります。
医科での確定診断がされていない場合、治療の流れは下記になります。
医科での確定診断がされていない場合、治療の流れは下記になります。
- STEP.1
歯科での問診・診査 - ・問診
- ・口腔内外診査
- ・セファログラム撮影
- STEP.2
医科でのPSG検査 - ・PSG検査
- ・OSASの診断
- STEP.3
検査結果の説明 - ・PSG検査の結果説明
- ・簡易PSG検査の結果説明
- ・パルソック検査の結果説明
- STEP.4
口腔内装置の治療 - ・口腔内外の診査
- ・口腔内装置の技工操作
- ・口腔内装置の装着
- ・口腔内装置の調整
- STEP.5
口腔内装置の治療評価 - ・装着状況の確認
- ・主作用の確認
- ・副作用の確認
- STEP.6
治療評価 - ・PSG検査
- ※装置の装着下
- STEP.7
治療管理 - ・症状の経過観察
- ・口腔内装置の経過観察
- ・口腔の経過観察
提携医科のご紹介
- バイタリティクリニック神戸三宮
兵庫県神戸市中央区北長狭通4丁目1-2
三洋ビル3階
TEL/050-1807-0255
睡眠時無呼吸症候群の症状
- 周囲の方から
いびきを指摘される
- 夜間睡眠中によく
目が覚める
息苦しくなって目が覚める事もあります。
- 夜間睡眠中によく
目が覚める
- 日中に眠くなる
日本での潜在的な患者数は約300万人以上と推定されていますが、実際に治療している人は約2割程度です。
これは睡眠中に起こるため、気づきにくいのも一つの原因です。
重症のまま放置していると、低酸素によって脳梗塞や心筋梗塞、高血圧や不整脈等が生じやすくなり突然死のリスクも高まります。
また低酸素と睡眠不足の影響からホルモンの働きが悪くなるため糖尿病や脂質異常症を引き起こす事もあります。
これは睡眠中に起こるため、気づきにくいのも一つの原因です。
重症のまま放置していると、低酸素によって脳梗塞や心筋梗塞、高血圧や不整脈等が生じやすくなり突然死のリスクも高まります。
また低酸素と睡眠不足の影響からホルモンの働きが悪くなるため糖尿病や脂質異常症を引き起こす事もあります。
睡眠時無呼吸症候群の原因
- 肥満
- 骨格や年齢による筋力の衰え
- 口蓋扁桃、口蓋垂等の肥大
睡眠時無呼吸症候群の治療
- スリープスプリントと呼ばれる
マウスピースを使用する方法
- CPAP(シーパップ)療法
持続陽圧呼吸法
- 扁桃腺や軟口蓋の肥大した部分を
外科的に切除する方法
- 歯科クリニックで行うのは『スリープスプリント』と呼ばれる
マウスピースを使用する治療になります。 - スリープスプリントを装着する事によって、睡眠時無呼吸症候群の原因となる上気道を広げます。
スリープスプリントを装着すると下顎を前に出した状態にする事が出来ます。
それに合わせて舌も引き上げられ、舌の沈み込みを防止します。その結果気道が広がり、無呼吸が改善されます。
スリープスプリント作成料金
スリープスプリントの作成は医科で睡眠時無呼吸症と診断され、
紹介状を持参された場合健康保険の適応となります。
紹介状を持参された場合健康保険の適応となります。
スリープスプリント 保険適応 |
約10,000円 |
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サイレンサーSL 保険適応外 |
60,000円 税込66,000円 |
スリープスプリント作成の流れ
- STEP.1
内科にて検査診断書、紹介状をお持ちの上ご来院ください。(当院から提携クリニックへ紹介も可能です)
- STEP.2
上下のお口の状態の型取りを行います。
- STEP.3
口腔内にて下顎を前方に出した状態にて固定します。
- スリープスプリント作成の注意事項
- ・欠損歯が多い場合は適応出来ない場合がございます。
- ・顎関節に症状がある方や、扁桃腺肥大のある方は治療出来ない場合がございます。
- ・内科、呼吸器科等の診断書がない場合、保険外診療となります。